- LINEは利用者の個人情報が筒抜けらしいけど、LINEの代わりとなる国産チャット・メッセージアプリが知りたい
- Slack、Skype、Teamsどれも海外製だし、かなりビジネスよりなアプリだし…LINEの代わりになるような使い勝手のよい国産アプリはないの?
- LINE問題だいじょうぶ?LINEの代わりとなるような安全な国産アプリはないの?
と思っていませんか。
LINEは普段使いだけでなく、最近は仕事やビジネスでも使う場面が増えてきていることもあり「LINEでの行政サービス停止問題」を見聞きして「LINEのセキュリティ体制が不安…」「このままLINE使い続けて大丈夫?」と思った人も多いでしょう。
この記事では、私が現在使っているLINEの代わりとなる国産(日本製)チャット・メッセージアプリを2つに厳選して解説をします。
この記事を読むことで、LINEの代わりとなる国産(日本製)のチャット・メッセージアプリを知ることができるだけでなく、LINEと比較したときの特徴もサクッと掴むことができます。
「LINEの代わりになる国産(日本製)のアプリが知りたい」「LINEを使い続けることに抵抗感がある…」という人は、この記事を最後まで読んでください。
LINEの代わりとなる国産(日本製)のチャット・メッセージアプリは2つ

先に結論を言うと、LINEの代わりとなる国産(日本製)のチャット・メッセージアプリは以下の2つです。
- LINEの代わりとなる国産アプリ①:ChatWork(チャットワーク)
- LINEの代わりとなる国産アプリ②:+メッセージ(プラスメッセージ)
これらLINEの代わりとなる2つの国産アプリ詳細は、のちほど詳しく解説します。
ここではごくカンタンに説明すると
- ChatWork(チャットワーク):ビジネス向け(LINEのような普段使いも可能)
- +メッセージ(プラスメッセージ):普段使いにぴったり
といった性格をもっています。
ただし、ChatWork(チャットワーク)はプライベートの普段使いでも全く問題なく使えますし、+メッセージ(+メッセージ)もビジネスで使用することは十分可能です。
超大手チャット・メッセージアプリはほとんどが海外製
2021年3月にニュースで大問題となったLINEですが、実はLINE以外のチャット・メッセージアプリも海外製ばかりです。
以下、大手のチャット・メッセージアプリの開発国をまとめました。
アプリ名 | 開発国 |
---|---|
Skype(スカイプ) | エストニア・ルクセンブルク |
Slack(スラック) | カナダ・アメリカ |
カカオトーク | 韓国 |
ハングアウト | アメリカ |
Messenger(メッセンジャー) | アメリカ |
Viber(バイバー) | ベラルーシ |
LINE(ライン) | 韓国 |
↑のリストから、大手のメッセージ・チャットアプリはほとんどが海外製です。
そのため、純国産のメッセージ・チャットアプリを見つけるのが結構むずかしかったりします。
国産(日本製)といえどノーリスクな訳ではない点に注意
LINEの代わりとなる国産(日本製)アプリ「ChatWork(チャットワーク)」「+メッセージ(プラスメッセージ)」を解説する前に、1点だけ注意です。
国産(日本製)といえど、個人情報漏洩のリスクがゼロのアプリは存在しません。
それは、どれだけ大手の海外製アプリも同じです。
インターネットを介して通信を行う以上、リスクがゼロになることはありません(各企業は、リスクゼロに近づける努力はされています)。
とはいえ、国産(日本製)のアプリは日本で作られている安心感がありますし、海外製のアプリと比べて個人情報が世界中に流出してしまうリスクは抑えられそうですよね。
国産(日本製)といえどノーリスクな訳ではない点に注意して、次でLINEの代わりとなる2つのアプリを詳しく解説します。
LINEの代わりアプリ①:ビジネスなら「ChatWork(チャットワーク)」1択
LINEの代わりとなる国産(日本製)チャット・メッセージアプリ1つ目は「ChatWork(チャットワーク)」です。
ChatWork(チャットワーク)は、2004年に設立されたChatWork株式会社が開発した純国産のチャット・メッセージアプリです。
ChatWorkのセキュリティの特徴は以下の通りです。
- 通信大手のKDDI(auで有名)と共同開発し、セキュリティ水準が高い
- 銀行レベルのセキュリティレベルを保っている
以下のリンクから、ChatWork(ChatWork)のセキュリティに対する取り組みを詳しく知ることができます。
「大企業や官公庁でも導入できるセキュリティ水準」と謳っているように、個人情報流出のリスクはかなり低そうです。
ビジネス使いならChatWork(チャットワーク)がオススメ

LINEの代わりとなるChatWork(チャットワーク)ですが、このアプリは仕事・ビジネスに使いやすいように作られています。
チャット・通話ができるのはもちろん
- タスク管理機能
- プロフィールの細かな設定(役職・所在地・SNSアカウント)
といった、ビジネス使いに便利な機能が搭載されています。
私も仕事で毎日ChatWorkを使っていますが、無駄な機能が本当に少なく、シンプル設計でとても使いやすいです。
LINEアプリと比較したときの特徴
LINEアプリと比較したときのChatWorkの特徴を紹介します。
- 「マイチャット」があり、メモ帳としても使える(スマホ・PC間のシームレスメモ帳として便利)
- ChatWork独自の顔文字がかわいい(センスが良い)
- LINEのようなスタンプがない
- 1つ1つのメッセージに対してリアクション(いいね!のような)ができる
- LINEのような「既読」の機能は無い
- メッセージはいつでも削除が可能


ちなみに、以下の記事でもチャットワークとLINEの違いをユーザ目線で解説していますので、合わせて読んでくださいね。
▶ チャットワークとLINEの違いをユーザ目線で解説【ChatWorkオススメ】
ChatWorkはビジネス向けに作られているので、LINEのようなポップなスタンプはありませんが、メッセージのやりとりにおいての機能には全く問題ありません。
「既読」の機能もなく、メッセージはいつでも削除可能ですのでいわゆる「LINE疲れ」している人にぴったりなチャット・メッセージアプリかもしれませんね。
広告非表示やストレージ増量などの有料プランもありますが、私は無料プランで困ったことは今のところ一度もありません。
ChatWorkはシンプルでとっても使いやすいメッセージ・チャットアプリなので、LINEの代わりとしてぜひ検討してみてくださいね。
LINEの代わりアプリ②:普段使いなら「+メッセージ(プラスメッセージ)」がオススメ
LINEの代わりとなる国産(日本製)チャット・メッセージアプリ2つ目は「+メッセージ(プラスメッセージ)」です。
+メッセージ(プラスメッセージ)はKDDI(au)、NTTドコモ、ソフトバンクの3社が手を組んで開発したメッセージ・チャットサービスということもあり、2018年発表時はかなり注目されました。
使い勝手はLINEとそっくりなので普段使いにGOOD
+メッセージ(プラスメッセージ)は、見た目がラインとよく似ていますし、プライベートの普段使いであればChatWorkよりもこちらのほうが適しています。

ただし注意が必要なのが、KDDI(au)、NTTドコモ、ソフトバンクのスマホでないと+メッセージ(プラスメッセージ)を使うことができません。
ただし、2021年にリリースされる「ahamo」「povo」では+メッセージ(プラスメッセージ)は使えると発表されているため、今後はLINEから切り替える人も出てきそうです。
LINEアプリと比較したときの特徴
LINEアプリと比較したときの+メッセージ(プラスメッセージ)の特徴を紹介します。
- スタンプや画像など、LINEと同等の機能をもっている
- グループチャットもできるし、既読機能もある
- 無料通話はできない
- 機種変更時などのデータ引き継ぎ時は、一度SDカードなどにデータを移す必要がある
- 使える端末(キャリア)が限られている
LINEの代わりとして+メッセージ(プラスメッセージ)は使えそうですが、やはり最大のデメリットは「3大キャリアにしか対応していない」点に尽きます。
今は格安SIM、格安スマホを使うユーザも増えている中で、ドコモ・au・ソフトバンクでしか+メッセージ(プラスメッセージ)が使えないのは、少し痛いですよね。
とはいえ、3大キャリアを使っている人は無料で使える(通信代はかかります)アプリですので、LINEを使うことにどうしても抵抗がある人は、LINEの代わりとして検討してみてくださいね。
まとめ:LINEの代わりとなる国産(日本製)チャット・メッセージアプリは少ない
LINEの代わりとなる国産(日本製)チャット・メッセージアプリを2つ解説しました。
- LINEの代わり国産アプリ①:ChatWork(チャットワーク)
- LINEの代わり国産アプリ②:+メッセージ(プラスメッセージ)
どちらのアプリにも一長一短がありますし、これだけ多くの人がLINEを使っている現代ですので、使い勝手の面からするとLINEには敵わないかもしれません。
しかし、個人情報流出やセキュリティの面からすると、純国産であるChatWork(チャットワーク)・+メッセージ(プラスメッセージ)はLINEの代わりとなる良質な国産チャットアプリです。
国産(日本製)のアプリを検討している方は、LINEの代わりにChatWork(チャットワーク)・+メッセージ(プラスメッセージ)を検討してみてくださいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。